先回紹介したのは、中国人スタッフとの付き合い方を紹介しましたが、今回は敢えて日本人スタッフとの教育の仕方について紹介します。なんで?と思う人もいるかもしれませんが、駐在長い人ならあるあるやと思いますw
海外駐在日本人としての役割とは…
日本だと一社員・平社員やけど海外赴任になる事で管理職になる方多いと思います。しかも若くして。そんな人はいきなり海外赴任してきても考え方が変わらず日本と同じような仕事をしがちです。
でも、管理職。
管理職として海外駐在してきた日本人の役割はズバリ、
- 自分で作業せず、スタッフに作業させる
- スタッフが作業しやすいように明確に仕組みを作る
- 空いた時間で管理職としてやるべき仕事をする
こんな問題がおきた
とっても初歩的な例になりますが、以前こんな問題が起きました。
土日の休みの時に現場に日本人が出勤してないことで、だれも商品の受け入れをしておらず、営業への納期回答が遅れお客様への対応が後手にまわってしまった。ちゃんと中国人スタッフは出勤してるのに…
そこで日本人管理者に対策するよう求めました。
それで次の土日に、フォローのため商品の受け入れ・納期回答したか聞きました。
- 「営業に納期回答した?」
- 「はい、しました!」
- 「どうやってやったの?」
- 「私が出勤して受入れと納期回答しました!」
- 「ちがうよw」
どう対策するか?
自分で作業せず、スタッフに作業させる
自分で作業したいのはわかります。だってその方が楽やもん。でもそれは管理者として、役割を果たしてない。管理者はもっとやるべき仕事がありますよね。なのに、スタッフができるような仕事をして仕事をしてる気になってるようではだめ。それじゃあ、給料泥棒。
スタッフが作業しやすいように明確に仕組みを作る
それじゃあ、どのようにしてスタッフに仕事をさせるのか。スタッフも忙しいからなかなか首を縦に振ってくれない。なので効率的に仕事を勧めれるよう明確に仕組みを作る。
書面で写真付きで少しずつ。
ポイントは、その仕組みが、スタッフが自分で判断をしないでいいようシンプルになっているか。
あと、ここでもスタッフとの日頃からの信頼関係が求められるね。なぜこの仕事が必要なのか目的も伝えながら丁寧に説明してあげたいね。誤解がないように通訳を通じての方がいいけど自分の言葉で伝えるとなおいいね。やっぱり中国語必要。早く覚悟してください。
まとめ
自分で作業せず、スタッフに作業させる
スタッフが作業しやすいように明確に仕組みを作る
もうこれにつきる。もっと具体的な内容は今後アップしていきたいけど、まずはこの意識がないと発展しない。昨日の仕事を振り返って、仕事の何割が「自分で作業してしまってる内容」か「人に作業にさせるための仕組みづくり」か「管理職としての仕事」か振り返ってみてください。
上記解決のためには、ある期間は残業で無理しないといけないけど、そこは短期間で一気に完結させてそのあとの上海生活を効率的に楽しくしましょう。これをせず忙しい忙しい言ってる人ほど仕事だけで上海生活終わっちゃうw今回は自戒の意味も込めて書きましたw
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